カタログではなくウェブマガジン、単なるデータベースではなく読み物を意識して@masatoshisomeya

こんにちは、染谷です。

本日のネタは商品を紹介しよう、商品を売ろうという思考が強くなりすぎると陥りやすい罠について解説していきます。

結論から言うと「商品を並べているだけで売れる時代では無い」という内容です。

あなた自身がそのジャンルの専門家になって、役に立つ情報を提供した結果として商品が売れていくという環境を構築しておかないと、いつまでも偶然商品が売れているだけという状態のままです。
まず最初は売り込みではなく、あなたのブログのファンになってもらえるようなお役立ち情報を提供することを心がけましょう。

では具体的事例に入っていきます。

あなただからを大切にする

アフィリエイトの初心者の人が陥りやすいのが、とにかく商品を紹介するだけの記事を大量生産する事です。

「この商品はここが凄くて、こんな効用があって、芸能人の◯◯さんも使っていて、値段はたったの300円なの。お得だから使ってみてね。」

という感じの文章です。

このようなどこにでもあるような内容の記事を読んで、あなたはその商品に魅力を感じますか？
ぶっちゃけ、商品のパッケージやホームページを見れば書いてあることで、わざわざこの人から買いたいと思いますか？

商品の概要を説明するだけなら、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの大型ショッピングモールで充分です。ショッピングモールであれば安い順に商品を並び替えすることも簡単ですので、一番安くてしかも送料無料のショップから買えば良いわけです。インターネット上の巨大モールは、同一商品を価格順や評価順に並び替えるといった情報の整理は大の得意分野です。そのモールと同じ事をやって個人ブログのような小さなメディアが勝てると思いますか？

実社会でも商品情報しか載っていないようなカタログは販売しておらず、無料配布をしていますよね。
書店で販売している雑誌はもちろん広告も掲載されていますが、その雑誌特有の視点やこだわりで独自性の高い情報を提供していますよね。だからお客様はお金を出して雑誌を買うのです。

これはウェブサイトでも一緒です。
訪問者の役に立つ情報を提供し、それに関連する商品やサービスを紹介する。あるいは紹介している商品の有効活用法を、あなた独自の切り口で訪問者に解説してあげる。

この独自性こそがあなたの価値ですし、そこにあなたから商品を購入する理由が発生するのです。

ただ、自分には他人に自慢できるような知識など無いと思っている人も居ます。
決してそんなことはありません。
あなたにとっては当たり前の知識でも、その情報を求めている人は必ず居ます。自分の得意分野や好きなことを見つめ直して、その情報をわかりやすく伝えるだけで大丈夫なのです。（参考記事→専門家なんて単なるオタク。でも一つのことを突き詰めることで、その分野での第一人者になることも可能な時代に）

もう一つのポイントは毎回商品を紹介しないことです

情報提供だけの記事があっても良いのです。

むしろ情報提供５記事に対し、商品紹介１記事でも十分です。
毎日違う商品を紹介するよりも、いつも役立つ情報を提供してくれる人がお薦めの商品を１つだけ紹介する。どちらの方が信頼感が有りますか？

売りたいのに売り込まないという、一見矛盾したような内容ですが、なによりも重要なのは訪問者からの信頼です。

目先の売り上げよりも、訪問者とのコミュニケーションを心がけて、ブログのファンになってもらえるような運営をしていきましょう。