専門家なんて単なるオタク。でも一つのことを突き詰めることで、その分野での第一人者になることも可能な時代に @masatoshisomeya

同様のテーマで拙著「ブログ飯 個性を収入に変える生き方」でも解説しているのですが、同じものを書いても面白く無いので、大幅に加筆修正して別の角度から解説していきます。

さて本題
今回のテーマは、言い換えると「個人の専門性」についてです。

世の中には数多くの専門家が存在します。テレビのコメンテーターや専門雑誌に寄稿しているライターの方々なんかそうですよね。
また専門家のポータル「All About」では誰でも知っているようなメジャーなジャンルから、初めて聞くようなニッチなジャンルの専門家がたくさん在籍しています。メジャーであろうがニッチであろうが専門家には変わりません。

なぜあの人たちがその分野の第一人者になれたのか？

それは自分の好きな事を徹底的にやり続けたからです。

そして、そのジャンルの情報をわかりやすく世の中に提供してきたからこそ、現在の立ち位置につながっているのです。

（All About http://allabout.co.jp/）
（All About 専門家サーチ http://allabout.co.jp/searchguide/）

ではこの考えをアフィリエイトに紐付けてみるとどうなるでしょうか。

多くの人は商品ありきで記事を書きます。それはそれで一つの方法ですが、
どこで買っても同じ商品を紹介しているわけですから、あなたのブログ（ウェブサイト）から買っていく理由はありません。

検索結果やSNSのタイムライン上で偶然あなたのブログに訪れて買っていってくれるのと（もちろんそれはそれで有難い話ですが）、あなたの紹介する商品だから間違いないだろうという信頼感から商品を購入してくれるのでは将来的な積み上げが大きく変わってきます。

本の内容を知りたければ、丁寧な書評を書いているブログで確認しますよね。
パソコンを買いたければ、性能や使用感が詳細に書いてあるウェブサイトで調べるはずです。

落ち着いて考えると書評家なんて読書オタクですし、パソコンに詳しい人だって言い換えればパソコンオタクなわけです。
ただ、その情報を世の中の人たちが欲しがり、自分が知っている情報を世間にわかりやすく提供することにより、その道の専門家となるわけです。

あなたの「仕事や趣味で得た知識や経験」というのは、あなたにとっては当たり前の事でも、知らない人・その情報を調べている人にとってはとても有益な情報になります。

自分が経験し腹の底から理解している商品ですから、その内容を分かりやすく、自分の表現方法で解説してあげれば喜んでいくれる人は必ずいます。
特にマニアックなテーマや狭い範囲に絞ったテーマを取り扱うことにより、簡単にその分野の第一人者になることができるわけです。

インターネットの力で一気に世の中に広まっていくことも

そしてもう一点。
現代はインターネットによって、アンダーグラウンドの世界でしか認知されなかった文化でも一度火が付けば一気に世界中に浸透していく環境になっています。
また、一旦火が点くと想像もしなかったようなブームを巻き起こします。そして、何が当たるか予測がきかない世の中になっています。

例えば塩麹。
一時期は生産が間に合わず、どこに行っても買えない状況が続きました。
でも、昔から自宅で塩麹を作って食べていた人は結構居たりします。
でもその情報を適切に発信している人と発信していない人ではまったく状況が変わってきます。

最近の事例を挙げると、半沢直樹がここまで大ヒットするという予想をしていた人がいるでしょうか？
おそらく原作者の池井戸潤氏のファンでも予想外の大ブームだったことでしょう。この原作の書評をしていたらどうなっていたと思いますか？