みなさん、はじめまして。この度、イークリックブログで連載を持たせて頂いた染谷昌利と申します。

この連載では、インターネット上で売上を上げるための考え方や具体的事例を用いて解説していきたいと思います。

初回の内容は「共感」について解説させていただきます。

今の世の中では「この商品は良いから買いなさい」という直接的な手法で物を売るのは非常に難しくなっています。そのような時代で、商品を買ってもらうために重要な要素は「共感」です。

今回はこの「共感」について解説していきます。

インターネット上で商品を販売しようとする場合、説得しているような文章で商品を紹介している記事が非常に多いです。実際にその商品や類似商品の事をじっくり調べもせず、カタログに書いてある内容や、試しに使ってみた程度の内容を書いただけでは全く読者の関心や共感を呼びません。

一つ事例を挙げます。

「この商品いいよ!こんなに凄い有効成分が含まれてるの!だから一緒に買いに行こう!!」

「この間食べたラーメンが凄い旨くてさ、豚骨なんだけどあっさりしていて、スープまでゴクゴク飲めちゃうんだよ。今度一緒に行ってみない?」

上の事例のように言われた場合、どちらが魅力的な誘いに感じますか?おそらく後者の方が「行ってみたい!」という感覚になると思います。これが共感です。


読者の共感を呼び起こすにはどうかすれば良いか?

それは簡単です。

あなた自身が「友人に心から紹介したい」、「誰かに想いを伝えたい!」という情報を積極的に載せることです。

前述したラーメンの話もそうですよね。自分で食べてみて、美味しくて、誰かにこの気持ちを伝えたいという感情が心から湧いてくれば、自然と共感の呼べる魅力的な文章になっていきます。

tumblr_inline_mt78j9krP81s9zcf4

面白かったら面白いと、美味しかったら美味しかったと、つまらなかったらつまらないと、不味かったら不味かったと、あなたの感想を正直に書くことで同意や信頼、共感を生むのです。
この人の発信する情報は役に立つ、信用できる、この人のお薦めする情報は自分の求める価値感とマッチしていると読者が感じることによって、あなたが紹介する商品を買おうという意欲に繋がります。


「あなたが紹介するから買う」というファンをどれだけ増やせるかが重要

インターネットの世界では、不純な事をするとすぐに悪い情報は伝わります。一時期話題になった芸能人のステルスマーケティングなんて正にそんな事例です。

ファンの気持を裏切ってしまった結果どのような事が起こってしまうのか。 芸能人よりファンが圧倒的に少ない僕たちが、その数少ないファンの期待を裏切ってしまったらその信頼を取り戻すには途方も無い努力を必要とします。

自分の発信する記事に責任や誇りを持ち、読者が喜ぶ情報を提供していきましょう。

まとめ

目先の利益に惑わされず、どうすれば読者が喜ぶのか、読者がほしい情報は何かという事を常に考えて、共感される情報の提供を心がけましょう。
その積み重ねがあなた自身の価値となります。

おまけ
ブログ運営やアフィリエイトを中心とした収益化に関しての参考書籍をご紹介させていただきます。
手前味噌で恐縮ですが拙著の「ブログ飯 個性を収益に変える生き方」や、あびるやすみつさんの著書「本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ」がアフィリエイトを勉強するには非常に参考になると思いますので、興味のある方はぜひご一読ください(楽天ブックス内で試し読みも可能です)。

2013年9月20日に別のサイトで公開されていた記事を、関係者に許可を得て転載・編集しております。